博多座でミュージカル"レ・ミゼラブル"を観る
四角い舞台が荒れ狂う海の上になったり
労働者や娼婦たちがひしめくパリの街に変わったりする面白さ
なにより嬉しいのは真に迫る俳優達の生の歌声や演奏を聞けること
失意の末、身を落としていくファンテーヌが歌う"夢やぶれて"
宿屋で下働きをする"幼いコゼット"
学生達の志しに賛同し皆で歌う"民衆の歌"
マリウスへの届かぬ愛を歌うエポニーヌ
自己の正義が崩壊しセーヌ川に身を投げるシャベール
孤立した学生たちが寝静まる中、
バルジャンが歌う"彼を帰して"もとても素晴らしかった
最後に今も口ずさんでいる民衆の歌の歌詞を書いておこう
"戦うものの歌が聞こえるか
鼓動があのドラムと響き会えば
新たに熱い生命が始まる明日が来たときそうさ明日が"
Do you hear the people sing?
Singing a song of angry men?
It is the music of a people
Who will not be slaves again
When the beating of heart
Echoes the beating of the drums
There is a life about to start
When tomorrow comes